伝統の100年フード部門〜江戸時代から続く郷土の料理〜
狭山茶
狭山茶は主に埼玉県内や埼玉県に隣接する東京都西部地域で生産をされたお茶のことをいいます。江戸時代後期、狭山丘陵の北麓(現・埼玉県入間市と東京都瑞穂町)の住民が、「蒸し製煎茶」の製造技術を京都から導入し、関東以北で初めてその製造に成功しました。 茶産地としては北方に位置するため、摘採回数が少なく、茶葉がじっくり育つことから、味が濃いとされます。また、「狭山火入れ」と呼ばれる強い火入れを行うことで、独特の香ばしさが生まれます。現在はオートメーション化された機械製茶で生産されますが、手揉み製茶の継承にも力を入れています。 狭山茶は栽培から販売までを一貫して行う「自園・自製・自販」の茶業者が多いことが特色で、味や風味に違いやこだわりがあります。お客さんの声を聞き、茶栽培から製茶に活かしています。
【埼玉県】
①入間市茶業協会 ②所沢市茶業協会 ③狭山市茶業協会 ④埼玉県茶業協会
① http://www.iruma-city-sayamacha.com/ ② http://tokocha.com/ ③ https://ouchidesayamacha.jimdofree.com/ ④ https://saichakyo.com/