伝統の100年フード部門 〜江戸時代から続く郷土の料理〜
令和6年度認定
からし蓮根
熊本の郷土料理として代表的な辛子蓮根。寛永九年(1632年)頃、病弱で食欲不振だった肥後細川藩初代藩主 細川忠利公を心配した禅僧沢和尚が、栄養価が高く熊本の地にてとれる蓮根を食すよう勧め、辛子蓮根を献上したのが始まりと言われています。そして辛子蓮根を食べた忠利公がみるみる食欲を取り戻し、さらに蓮根の穴が細川家の家紋「九曜」に似ていることから藩の栄養食となり、明治維新頃までは門外不出の味でした。現在では熊本名産の郷土食として、多くの方々に愛されています。

熊本県
熊本県辛子蓮根協同組合
http://www.karashirenkon.info/index.html